キャンプに行った時の話

キャンプに行った時の話

ちょっと前からキャンプが脚光を浴びるようになりました。

某アニメの影響かなにかは分かりませんが、SNSを見てると結構キャンプ関連のツイートが流れてきたり。

まあそれに触発されたわけではないんですが、かねてより知人たちとキャンプ行こうよって誘いは受けていたんです。

ただ、私の休みが基本平日で知人たちは土日。

なかなか休みが合わないんで流れに流れてたんですが、先日ようやくスケジュールが合ったので行ってきました。

楽しかったんですけど、その時に1つ学んだことがあるのでここに書いておこうかなと思います。

自然の力

もったいぶってもしょうがないんで、先に結論から言ってしまうと…

自然を舐めてると痛い目を見る

ということを学びました。

というのも、川で溺れそうになりまして。

最初は下流のゆるやかなエリアで足だけつかりながらボーっとしてました。

んで、探検がてら上流の方に行ってみようって話になりみんなで上流の方へ。

結構上の方まで登って行ったんですが、特に面白いものも見当たらなかったので元いた下流の方へ戻る事に。

でも、ただ戻るんじゃ面白くないから川に流されながら戻ろうってことになり、ウォータースライダーさながら下流へと戻っていきました。

上流の方って川の流れが激しくて、結構なスピードで流れていくんです。

でも大きな川じゃないし特に危険は感じませんでした。

なんならすごく気持ちよかったです。

ところが、そう思ったのもつかの間。

突然私の体が川の奥底の方へ引きずりこまれていったんです。

どうやら川の一部分だけ極端に深くなっている部分があったらしく、そこに衣服が挟まったんです。

これヤバいやつだ!と思った私はものすごい勢いで衣服をひっぱり上げて脱出。

結構な深さだったため水中の岩を伝いながらひたすら陸地を目指す事数十秒。

ようやく、息ができそうなところまで上がってきたと思いきや、掴んでも掴んでもすべり落ちる岩がありまして。

よくよく見るとその岩には苔がびっしり生えていてもうヌメヌメ。

私が息を止めていられるのも限界に近かった頃、私の先を行っていた知人が戻ってきてなんとかひっぱりあげてくれて事なきを得ました。

過信はろくなことがない

私の小学校は、夏になると海を1キロほど泳がされる課外授業があったほど水泳に力を入れている学校でした。

なので、泳ぎには自信があったんです。

でも今回の一件ではそれがほとんど役に立たなかった。

完全に川を舐めてました。

そもそもまず前提が違うことに気付かなかった。

プールにしろ海にしろ、一般的には水着で泳ぎますよね。

しかし今回はほとんど服を着た状態で川に入ったんです。

この濡れた服の重みというのがなかなかの曲者で、流れが強ければ強いほど上手く泳げなくなる。

さらにその服が岩にはさまるっていうアクシデントもあったし。

あと、一見平たく見える川も実は見えない部分に深いくぼみがある。

海もそうですけど、突然深くなってるところってありますよね。

それが川にも何カ所がありました。

なので、キャンプ場の川は平たんで穏やかなものっていう先入観がよくなかったと反省しました。

勉強になりました

色々ありましたけど、今回のキャンプは楽しかったです。

久しぶりに知人にも会えたし。

ただ、川の一件だけは当分忘れないと思います。

ひとつ間違えばこの日記を書けなかったかもしれないと思うと、忘れたくても忘れられない。

まあ今だからこそ言えますが、いい経験になりました。

もう金輪際服を着たまま川の流れが激しいところに入ろうと思わないでしょう。

そういう気付きというか、教訓が得られたので諸々よしとしましょう(笑)

皆さんも川に入る機会がある際には、このブログのことを思い出していただけると幸いです。